引窓で親子の情愛をしみじみと鑑賞した後は
棒しばりでした。
さっぱり知識のない私、歌舞伎本で調べても
棒しばりなるものが、分かりませんでした。
内容は分からなかったけれど
観覧していて、もぉ楽しくてしゃ~ない♪
思わず顔がニコニコ
心がとてもウキウキし華やぐ演目でした。
会場も一気に盛り上がったのでした。
〆た後に緩ます、緩急の妙ですネ。
そして、あ!さっきぶつかりそうになって、
口を開けてたおばはんや!と
染五郎が、分かるくらいの至近距離でした。
後でパンフレットを見て分かったのですが
襲名された又五郎さんは、踊りの名手らしく
やっぱり私にとって猫に小判のチケットでした。
ありがたい。
でも、筋立ては簡単で
お酒好きの家来を
主が一計を巡らせ、外出の時に飲めないように
紐で手を縛った後、外出
縛られた二人は、なんとかして蔵にあるお酒を飲むというもので
二人でなんとかして飲もうとするさ様を鑑賞するのですが
悲壮感もなく、カラリとしていて
こんな楽しい演目もあるんだなぁ~と思いました。
中味が単純なので、踊りですべてを表現しないといけなく
それゆえに技がいる内容だと思います。
あぁ、ふぅんま楽しかったなぁ~、
もう一度この組み合わせで観たいと思いました。
つづく
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