2012年7月4日水曜日

七月大歌舞伎 昼の部③

引窓で親子の情愛をしみじみと鑑賞した後は

棒しばりでした。

さっぱり知識のない私、歌舞伎本で調べても

棒しばりなるものが、分かりませんでした。


内容は分からなかったけれど

観覧していて、もぉ楽しくてしゃ~ない♪

思わず顔がニコニコ

心がとてもウキウキし華やぐ演目でした。

会場も一気に盛り上がったのでした。

〆た後に緩ます、緩急の妙ですネ。

そして、あ!さっきぶつかりそうになって、

口を開けてたおばはんや!と

染五郎が、分かるくらいの至近距離でした。

後でパンフレットを見て分かったのですが

襲名された又五郎さんは、踊りの名手らしく

やっぱり私にとって猫に小判のチケットでした。

ありがたい。

でも、筋立ては簡単で

お酒好きの家来を


主が一計を巡らせ、外出の時に飲めないように

紐で手を縛った後、外出

縛られた二人は、なんとかして蔵にあるお酒を飲むというもので

二人でなんとかして飲もうとするさ様を鑑賞するのですが

悲壮感もなく、カラリとしていて

こんな楽しい演目もあるんだなぁ~と思いました。

中味が単純なので、踊りですべてを表現しないといけなく

それゆえに技がいる内容だと思います。

あぁ、ふぅんま楽しかったなぁ~、

もう一度この組み合わせで観たいと思いました。

つづく

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