2012年7月11日水曜日

グスコーブドリの伝記①

20年前に観た大好きなあの本が

紆余曲折の末

この度映画になったので観に行ってきました。

グスコーブドリの伝記

宮沢賢治の本

頭の悪い私には、難解過ぎて

さっぱり頭に入ってこない。

文体のリズムの波長が合わないのだろうか?

唯一読めたのが小学校の時に課題図書だった、

注文の多い料理店だけ

そんな読めない私が賢治作品の楽しさを知れたのは

大好きなますむらひろし氏の作成された本を読んだから

ますむらひろし氏とは?とご存じでない方は

銀河鉄道の夜でキャラクターデザインされた方

と言われれば分かると思う

だけど、銀河鉄道の夜が小学生の頃アニメ化されても

何故か最後まで鑑賞できなかった。

なんでだろうか、よく分からない、いまだに無理だと思う。

きっと私のお寒い頭の構造ではついていけないのだろう(T_T)

そんな私ですが、ますむらひろし氏が手掛けたシリーズは大好きである

猫の事務所を初めとしたシリーズはとても大好きで、

20年経つがとても大切にしていた。

ますむら氏を通じて

私は、宮沢賢治氏の素晴らしさを知ったといっても過言でない

また、同じ時期に同シリーズから出た

グスコーブドリの伝記は、当時の私にはかなり

衝撃的な作品であった。

そして、大切なことがギッシリ詰まっている

だから当時10才以上年下の従妹に送りつけたこともある(苦笑)

全作品を知らないのにこんなことを言うのもなんだが

一連の作品は大切なことがギッシリつまっているのが

宮沢賢治×ますむらひろし作品だと思う。

その中で、分量という点から映画化できるとしたら、この作品だと思う。

映画化されるという噂を聞いてから

製作されだしたようだと聞いてから

遅々として進まなかった映画公開の日

きっといろんな問題があったと思うが

この夏 スタッフさんの苦労が結実したんだと思う。

それだけで、とても感慨深い。

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