2011年3月8日火曜日

地域を想い、仲間と共に行動すべきこと 2

青山さんの講演を拝聴し、今回1番感じたことを

感動したことをすぐに文章にしようと思いましたが

私の中で、なかなか、うまくまとまりませんでした。

いい文章にしようとか、読んでいただく方に分かりすく

なんて技術的なことでなく

あのとき、あの瞬間 私が感じたことを

心から伝えたかったから・・・でした。


この日講演時間は、主催者側の企画などにより

短縮になったのもあり

青山さんの持ち時間は、半分に、

それもこちらに来て初めて分かった模様。

その中で、お話いただいたこと、

私が感じたことをまとめました。

この講演1週間後には、テレビを通じ、

または、ブログを通じ青山さんは発表されていますが

癌の告知を私たちにされたのでした。

発見は、幸い早かったものの、

青山さんのお人柄からスケジュールをすべてこなしてからの、

手術

それは、発見後から3ヶ月ということでした。

この日は、癌だけでなく 重症肺炎にもかかり、

激痛もしばしば

また40度近い高熱もあったそうで

そんな中、昼は奈良での講演、夜は京都での講演

大変苦しい中での相変わらずの

連日のハードスケジュール。

それを微塵に感じさせない、ご様子 

まったくいつもの通りの熱いお話でした。

私がびっくりしたのは、お話で

検査後、医者からの癌の宣告を受ける前

そして受けた後の青山さん自身の心の機微でした。

ブログにも記載されてますが、幼少の頃より
青山繁晴 TVでご覧いただけます)

死というものを意識していた、青山さん

告知前は、なんだか分からなく流石に恐かったけど

告知を受けた後、死というものが恐くなかったというのです。

自分の生き方を振り返り、後悔しない生き方をしていて

自分のやってきたことは、間違いなかったと

このとき、確信したおっしゃられてました。

生・老・病・死 

人が生まれてきてから、逃れられないこの過程の中

人がその中で、どう生きるか?!

どうそれまで、生きてきたか?が大切なんですが

この方の死を目の前にしたこの気持ちは

嘘もいつわりもないと思います。

我・私心を捨て、人を思い 国を思い 

人にも自分にも嘘をつかず 

危険を顧みず どんな絶望の中でも希望を捨てず

自分に何が出来るか最善を模索し、

真摯に一生懸命 

そうして、日々取り組んでこられた方が達した境地

ある意味、私はこれは悟りを開いた人が

至る境地なんだと思ったのでした。

何も特別な人だけが、特別にする修行だけけが、修行じゃない

普通の生活の中に修行があるんだなぁ~と思ったのでした。


告知から、既にだいぶ経ち、

この件をテレビをご覧になられた皆さんは

なんだかお顔が優しく変わられたという言われるそうです。

えぇ、そうでしょう。

既に講演の時 お顔は仏さんのようでした。

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