2011年2月20日日曜日

地域を想い、仲間と共に行動すべきこと 1

私の敬愛する、青山繁晴氏の講演会が2月10日 

京都青年会議所 主催のイベントで行なわれ

 ホテルオークラへ行って参りました。

    副題は 祖国は甦る です


イベントを少し前に知り、急いで申込しました。
というのが、去年1年間は残念ながら仕事の都合で

日程が合わなかったことが1つ

そして、感受性が豊なのか?私、青山さんの講演を聴くと

その後から半身が見事に熱を帯び

えらいことになったこと2回ありまして(~_~;)
それで、大好きな青山さんの講演ですが
昨年は、自然に天に任せる形にした1年でした。
そうしていたら、直接のお話が聴けない一年が・・・(-_-;)
自分が心から本当に求めるものは、
自らやっぱり動かないといけませんネ


さて、今回のテーマは、見てからに元気をもらいそうな、テーマ。
また、講演開始時間も開催場所もオールOK!!(^^)!

だから、喜び勇んで行って参りました。

ど☆厚かましいので、(^o^)丿
1番前の真ん中に遠慮なく、着席させてもらいました。

表われた青山さんの澄んだ瞳をまじまじと見せてもらい

変わらない、人懐っこい、人の善なる可能性を信じている

そのお顔をお近くで見ると、それだけでです。


お話は、地域のため、仲間のため、また祖国のため

自分たちは、今いったい何をすべきか?ということを

機軸に語って下さいました。


まず、その話の元になる祖国について

祖国を英訳して下さいというと 
My countryとかHome countryという言葉が出てきます。

全世界で、My country, Home country
という言葉を話していて

右翼だと言われる国民はいないのに

何故か日本だと、祖国という言葉を使って話すと、

即に右翼思想だということになり
祖国を思うことについて、
ちゃんとした話ができなくなるということ
こんなおかしい国は、世界で日本だけですと話されてました。

確かにそうですね、戦後敗戦教育の弊害か、
間違った政策のためか
祖国について、あまり堂々と語れない日本
同じ敗戦国のドイツとは、違った形になっている日本。

自分の足元を誇りに思えないと、その先にある良い思考は
生まれないと私は思います。

この国は、矛盾やおかしなこともたくさんある国ですが
それは、それ 祖国というものを大切にしたいと思います。

そして今回は、講演時間が短いため、
硫黄島(Iou-tou)でどんなことがあったのかを
中心にお話して下さりました。
  
戦争を賛美するわけではなく
戦争の際、自分を捨て 人のために身を捧げて下さった方たちの
存在について語って下さりました。

戦争末期、日本で職業軍人は、ほぼいなくなっており
徴収されたのは、全国から一般の男性 30歳か40歳までの方
中心に集められました。
大阪をはじめ関西圏の方たちも、たくさんたくさんおられました。

降伏をしない日本へ戦意喪失させるため 
アメリカは1つの手段として日本の本土爆撃による、
女性 子供 老人への殲滅作戦を立て
補給地として、アメリカと日本の丁度、半分の距離にある
硫黄島を攻撃する決定を下したのでした。

その意図に気づいた日本とアメリカの激烈な攻防は
硫黄島からの手紙の一端で描かれております。
死んだら楽だけど、1日でも長く生き、抵抗することが
本土の人、愛する人を守るための一番の手段のため
あえて、死という楽な方法は取らず
最後まで戦ってくださった人たち

器材もなく、硫黄が吹き出る熱い島はそのままいても暑いそうで
更に潜伏した坑道は地熱を持ち非常に熱かったそうです

熱い岩盤を手で掘った坑道
資源もなく雨水を貯めた貴重な貯水タンクは、
度重なる爆撃により、血まみれ・肉まみれだったそうです。 

それでも、死に行く方たちに望む末期のと与えると、
熱湯で唇がプックリと火傷して腫れたそうです。
闘っている時は必死で気づかなかったけど、
補給で飲んでいた水は、熱湯だったのでした。

亡くなるときの姿が瞼に焼き付いて忘れられないと
おっしゃられていたそうです。
奇跡的に帰還された方への取材証言より

さて、そうやって自らの命を人のため、祖国のために
差し出してくれた、たくさんの方たちに
今は、私たちの祖国が、どうなっているのか?
胸をはって語れるのでしょうか?

経済的には発展したけれど
親が子供を虐待し、または子供が親に暴力をふるう
学校では、いじめがあり 
せっかく次世代の人のためにと差し出した命が
あったことを忘れ、命を無駄にしたり。

あなた方が、命をかけて守った日本はお陰様でこうなっていると
胸をはって言えますか?と言われると、

私は言葉が出ませんでした。

公では、その立場の人が詭弁を使って、
地位や政権に固執したり

個人では、自分が生きていること、生かされていることへの
感謝がなく 自分の生まれた環境についてつい固執したり

あれほど、多大な犠牲を払っていただいたのを
すっかり忘れて、生きています。

 私たちは、これから一体何ができるのでしょうか? 

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