その日は、煤払いという行事 別名「正月事始め」とも言うそうな
古くからお正月の準備を始める日とされています。
清潔を第一とする茶家ではこれが励行を望みたい。
煤払の塵にかくくる数奇屋哉 史邦
茶道歳時記より
この日に門松に使う木を山から伐ってきたり
注連縄をなったり,松迎えなどを行なうそうな。
松迎え?なんぞなモシ 門松も長い間立てていない家の人間ですのでサッパリ(~_~;)
そんな日の初日の’煤払い’
年末に家の内外の煤(すす)や塵(ちり)をはらい、
清浄な気持ちで正月を迎える準備をする事。
煤と一緒に一年間の厄や穢を払うという意味もあるらしい。
直接燃やして火を利用した為、
年末には、かなりの煤や塵が溜まったと思われます。
確かにお茶席1席でも、・・・けっこう感じますもんね
昔は、笹竹や竹竿の先に藁をつけた煤箒で、
天井や囲炉裏の自在かぎ、神棚などの煤を払うとのこと。
煤取り節供かつては、煤払いは12月13日と決められ、
煤取り節供、煤の年取り、十三日節供などとも
呼ばれる一種の神事でもあった。
私の周りでは、すべてすっかり見られない行事の数々です。
だからテレビの中の出来事であった。
お城とか、仏像とかのお掃除なんだぁ~と勝手解釈してました(^_^.)
京都の花街など古風な社会では、この日を事始めと称して
正月の神事の始まる日としている。
煤払いの日には、山に門松を迎えに行き、
この日から正月の年神(としがみ:歳神)を祀り、
正月の準備に入ったのである。
煤払いの後の風習煤払いが終わると、
煤掃き団子や粥を神仏に供えたり、
正月と同じような食膳を作ったり、
蕎麦を慰労のために振舞ったりした。
食いしん坊な私には実に魅惑的な言葉が続きます(^u^)♪
また江戸城や商家などでは、煤払いの後、
胴上げをして羽目をはずす風習もあったそうです。
え?胴上げって 誰をどうするんでしょう?でも、想像しただけで楽しい♪
煤払いに使う箒は煤男、煤梵天(ぼんてん)などとも呼ばれ、
一種の祭具として、使用後に戸外の庭や雪の上に立てて
御神酒(おみき)や灯明を上げ、
小正月には、注連縄を張って模擬田植え(→ 田植え)や
鳥追いのまじないをしたり、どんど焼きで焼いたりした。
道具を大切に扱う日本人ならではの風習でしょうか?
江戸の街では、歳末には、煤払い用の煤竹売りも訪れたという。
季語による煤竹は掃除用の竿竹。
新暦で迎えるお正月は比較的穏やかな晴天が数日続いた後、ぐっと寒さが増してくる。
旧暦では、立春に近い新月の日が元旦。寒さの中にふと風ゆるむのを感じ、梅が咲き始める頃。
身体も動きやすくなっている 旧暦ダイヤリーより
以前、岡部賢二先生のMI塾で
お掃除は、心身の浄化に繋がるものと教えていただきました。
やってくる寒波で家にいる間 ちょっと楽しんで、
このお掃除行事をしてみたいと思います^m^
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